「想いを置く石」とは。天然石に動物を描く理由
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unica art shopの、うにかです。
最初の記事では、私の作品の中心にある「想いを置く石」について、なぜ天然石に動物を描いているのかをお話ししたいと思います。
なぜ、天然石に動物を描くのか
紙やキャンバスには、決まった形があります。けれど、天然石には一つとして同じ形のものがありません。表面の凹凸や色、厚み、手に持ったときの重さも、それぞれ違います。
私は、その違いこそが作品の始まりだと感じています。キャンバスではなく天然石を選ぶ理由は、ここにあります。
石を眺め、手に取り、「この石には、どんな動物がいるだろう」。そう考えるところから制作が始まります。
あらかじめ決めた絵を石に当てはめることはありません。石の形や風合いから受け取った印象に寄り添いながら、その石に似合う、祈る動物たちの姿を、少しずつ重ねていきます。
石は、土台ではなく作品の一部
私にとって天然石は、絵を描くためだけの土台ではありません。天然石そのものも、作品の一部だと考えています。
だから、描く前の石選びにも時間をかけます。形や色だけではなく、重さ、手触り、握ったときの手のひらへの収まりまで確かめながら、一つひとつ選んでいます。
壁に飾り、手に取ることもできる作品

「想いを置く石」は、壁に飾るアートであり、手に取ることのできる作品です。
朝、少しだけ手に持つ。出かける前に眺める。一日の終わりに、静かに手を添える。そして、いつもの場所へ戻して飾る。
作品に一つの意味や使い方は決めていません。その方の日常の中で、それぞれの想いを重ねていただけたら嬉しく思います。
手に取ることで完成する作品

天然石の形、重さ、手触りまで選び、一点ずつ描く。そして、手に取ることで完成する。それが、私の考える「想いを置く石」です。
手に取ったとき、少しだけ心が穏やかになる。動物を想う。大切な誰かを想う。自分自身のために、静かな時間を過ごす。
そんな時間にそっと寄り添うことができたら嬉しく思います。